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◎俳談

◎俳談
【分かりやすさ】
名句は小学生でも分かるし、感動する。芭蕉の名句はすべて分かりやすい。
古池や蛙飛び込む水の音
を理解できない子供はいない。直感で分かってしまうのだ。専門家の理論づけは子供の直感の域を超えることはない。
分かりやすさでは小林一茶の右に出るものは無いだろう。
一茶の俳諧俳文集「おらが春」にある
我と来て遊べや親のない雀
名月を取ってくれろとなく子哉(かな)
は、分かりやすい句の筆頭だ。本来俳句は難しい用字用語とはなじまない。難しい言葉を武器として生きてきた職場人間が俳句に熟達しようと思ったら、その習癖をかなぐり捨てる必要があるのだ。芭蕉は「俳諧は三尺(さんせき)の童にさせよ」と述べたが、言い得て妙である。ちなみに小学生でも分かる拙句を挙げれば
秋の日に考へているゴリラかな 産経俳壇入選