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◎俳談

◎俳談
【日日の生活を詠む】
 定年で退職すれば悠々自適の生活が待っているかと思えば、筆者の場合、自らに課した政治評論と俳談で毎日5千字の原稿書きで超多忙だ。マスコミ関係者ならその苦労は分かるが、好きでやっているからしょうがない。かれこれ10年になる。ただ働きどころか、新聞代などで月2万円の持ち出しだ。友達からは「よくやるよ」と言われるが、正しい評論は信念だから仕方がない。書き上げると爽快感があるからやっている。しかし
鴨来しと聞けば見に行く暮しかな 産経俳壇入選
にはほど遠い。拙者も「野鳥撮影命」の人だから、時間を割いて近くの森に通う。昨日撮ったのがアオサギの飛翔の写真だ。秒12枚の連射でバリバリと撮る。
日常生活を詠む俳句は気負いが要らなくてよい。そのままを素直に詠めば結構新聞が採ってくれる。
玉葱に涙などして暮らしゐる 産経俳壇1席
といった具合だ。
葱刻む平穏いまだ続きをり 毎日俳壇1席
こんなに平穏でいいのかと思って作ったが、やはりその平穏は続かなかった。人生波瀾万丈である。
青梅(あおうめ)の丸薬ほどを見に庭に 産経俳壇1席
もうじき梅の木に梅の実がなる。掲句は「丸薬ほどを」の措辞を見つけたのが成功した。